念願の美術館へ。
2010年 08月 15日
残暑お見舞い申し上げます。
行ってまいりました。
念願の鏑木清方記念美術館。
鎌倉雪ノ下。
小町通りから路地を入った閑静な住宅街。
こじんまりとした美術館で
展示作品も多くはないが、かえってじっくりと鑑賞できる。
テーマに基づき
頻繁に展示作品が入れ替わるのも魅力の一つ。
今回は「鏑木清方の生きた時代」と題し、
日清、日露、第二次世界大戦などの戦時下での画業の紹介。
そして。
見てきました! 「虫の音」
美しさに息を呑む。
そして面差しや優しい仕草に
人物の内面まで映し出されているようで、
ただただ見入っておりました。
挿絵から始まった画業ゆえの
文学との近しい関係。
さらには庶民の目線で、
当たり前の生活の中に親しみや美を見出し
愛しみながら描いた画風に惹かれ続け・・・。
そして。
秋の展覧会では、
明治期の下町の一日を描いた「朝夕安居」の展示があると
知りました。
デパート展で見逃して以来、夢にまで見た作品。
待ってました!
この秋にこそ!
さて、小町通りのお花屋さんの店先。
蓮の実が目を引きました。
一昔前にはあまり見かけなかった花材。
とても新鮮です。
充電できた夏休み。
D-plusも休み明けから九月に向けて、新鮮さと意外性をプラスした
展示を目指しています。
どうぞお立ち寄りください。
by d-plus55
| 2010-08-15 01:21