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D-plusのスタッフ(自称kanop)の勝手気ままなひとり言。お店のこと、猫ばなし、庭に咲いた花のことなど。お付き合いいただけたら幸せです。


by d-plus55
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念願の美術館へ。




      残暑お見舞い申し上げます。



念願の美術館へ。_b0162790_028341.jpg


      行ってまいりました。
      念願の鏑木清方記念美術館。
      鎌倉雪ノ下。
      小町通りから路地を入った閑静な住宅街。
        
  
      こじんまりとした美術館で
      展示作品も多くはないが、かえってじっくりと鑑賞できる。
      テーマに基づき
      頻繁に展示作品が入れ替わるのも魅力の一つ。
  
      今回は「鏑木清方の生きた時代」と題し、
      日清、日露、第二次世界大戦などの戦時下での画業の紹介。


      そして。
      見てきました!  「虫の音」

念願の美術館へ。_b0162790_029472.jpg


       美しさに息を呑む。
       
       そして面差しや優しい仕草に
       人物の内面まで映し出されているようで、
       ただただ見入っておりました。

       挿絵から始まった画業ゆえの
       文学との近しい関係。

       さらには庶民の目線で、
       当たり前の生活の中に親しみや美を見出し
       愛しみながら描いた画風に惹かれ続け・・・。

       そして。
       秋の展覧会では、
       明治期の下町の一日を描いた「朝夕安居」の展示があると
       知りました。
       デパート展で見逃して以来、夢にまで見た作品。
       待ってました!
       この秋にこそ!

念願の美術館へ。_b0162790_144785.jpg


       さて、小町通りのお花屋さんの店先。
       蓮の実が目を引きました。
            
       一昔前にはあまり見かけなかった花材。
       とても新鮮です。
      
       充電できた夏休み。
       D-plusも休み明けから九月に向けて、新鮮さと意外性をプラスした
       展示を目指しています。

       どうぞお立ち寄りください。


    
by d-plus55 | 2010-08-15 01:21