探しあぐねている。
2011年 10月 11日
ぼんやりと見ていたNHK俳句王国。
「探しあぐねている木耳のような一語」
自鳴鐘主宰、寺井谷子氏作。
ストレス満々の折り、まさに「ストレス」がお題の会。
俳句を読むことを知らぬ身にいきなりのこの句・・・。
木耳と聞いて思わず引き込まれた。
漠然として形にならぬものの例えに木耳をもってくる
表現の世界の自由と無限。
ヘラヘラとしてつかみどころに無いものが木耳と言うが、
そうとばかりは言い切れないのかも知れない。
だからこそ探すという行為があり
探しあぐねるのだろう。
今日はアイリッシュリネンのクロスのリメイク。
鍋つかみ兼ポット敷き。
コットンで作った第一作より数段グレードアップ致しました。
それはあくまで仕上がり具合ではなく素材の点での話。
幸いにも前作のピンクッションは好評で
いくらか気分を良くしておりましたが
後が続かない。
店内にハンドメイドのほっこり感を出したいと
探しあぐねている私。
つけっぱなしのテレビから
クラプトンのレイラが流れて
深まりつつある秋の日の深夜。
by d-plus55
| 2011-10-11 03:09