小石原焼の蓋もの。
2010年 06月 14日
六月も半ば。
八百屋さんの店頭で青梅を見かける頃となりました。
昨今、D-plusには洋食器が多く並び、
そろそろ和の器が恋しくなってまいりました。
そこで、きょうは秘蔵っ子の器。
太田熊雄氏作、小石原焼の蓋ものです。
陶器肌に刻まれた装飾は
「飛鉋」という技法。
素朴・・・。
「東の益子、西の小石原」と称されるほどの
民芸陶器の産地ながら、
勉強不足の身の上。
その存在を知ったのは10年ほど前のこと。
窯は九州。
東京ではやはり益子の方が身近なのでしょうか。
そう言えば砥部焼も同様ですね。
柳宗悦氏を中心とした民芸運動で、濱田庄司氏、
バーナード・リーチ氏に
見出されたという民芸陶器。
江戸初期からの長い時間に培われ、
日々の生活で使い続けられた生活の器・・・。
寡黙で、媚びず。
ぞんざいに扱われても怯まず。
そんな強さを感じます。
手作りの梅干など
この蓋ものの ために作ってみたい。
*臨時休業と日曜日の営業についてのお知らせ
6/15(火)はお休みさせていただきます。
6/15(火)~6/16(水)連休となります。
日曜日の営業について・・・
雨天の日曜日はお休みさせていただくことになりました。
誠に勝手ながら
どうぞよろしくお願いいたします。
by d-plus55
| 2010-06-14 01:32