白詰草と白猫。
2012年 06月 05日
住まいの近くの小さな公園に
今年も白詰草が花を咲かせた。
この草の緑と白い小さな花を見るのが
数年来の密かな楽しみになっている。
これは野草だから、
ややをもすると公園の整備で刈り取られる宿命にあるのだが、
今年は未だ安泰である。
野草だから刈られるが、
野草だからこそ再び葉を茂らせ、花を咲かせる。
「雑草のように強く、踏まれても負けないで」・・・なんて
時々人は言うけれど、
雑草にそんな気負いもド根性もある訳でなし、
生長できる要素が残っていさえすれば
ただ淡々と根を張り、花を咲かせるだけのだ。
そうして白詰草も地面に蔓延って、
kanopを喜ばせる。
月曜日は良い天気。
白詰草のカーペットの上に白猫がいた。
通り過ぎてはみたものの、
絵になる光景を放ってはおけず、
戻って写してみたのです。
呼べば振り向いてくれもしたのですが、
光を浴びた後姿は神々しく、
哲学的で良い趣。
白猫さんありがとう。
とにもかくにも晴れの日は素敵だね。
by d-plus55
| 2012-06-05 00:10